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東京TSネットに連続セミナー「生きづらさを抱えた人をささえる」に当会スタッフが登壇

2019年9月28日に開催された東京TSネットの連続セミナー「生きづらさを抱えた人の支援」第2回「セクシャルマイノリティの方のくらし」に、当会相談役の大江千束さん(セクシャルマイノリティのためのセンターLOUD代表)と、事務局・金井聡さん(LGBTハウジングファーストを考える会・東京事務局)がゲストとして登壇。
当日の様子がレポートとして公開されました。

https://tokyo-ts.net/2019-2cr/

大江千束さん(セクシャルマイノリティのためのセンターLOUD代表)からは、セクシュアリティとは何かという基本的なお話から、LGBTの方の抱える問題の特徴等、「当事者の生き辛さの構造」についてお話いただきました。特に、①知る→②意識を変える→③アライ(LGBTの当事者ではない人が、理解し支援するという考え方や、そうした考え方を明確にしている人々のこと。)であることを表明する、というステップを踏むことが、生き辛さを抱えたLGBTの方を支えるために必要であるというお話が印象的でした。
また、金井聡さん(LGBTハウジングファーストを考える会・東京事務局)からは、生活に困窮し、家を失ってしまったLGBTの方に対して住居を確保する必要がなぜ高いのか等、「LGBTと貧困―ハウジングファーストの視点から―」をテーマにご講演いただきました。
最後のディスカッションでは、パネリストだけではなく、参加者を交えた議論がされました。参加者からの「当事者にとって、誰かに相談をするということは、カミングアウトをすることだ。」というお話が印象に残りました。また、「見えにくい」生きづらさを抱えているLBGTの方を支えるにあたっては、「想像力を持つこと」が必要があると感じました。私にとっては、今回のセミナーが、「①知る」というアライになるための第一歩になりました。

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